栄養を知って大きくなろう♪【そらぐみラッキー(5歳児)】
大津野こども園では、クッキングをしたり、野菜の収穫・大型絵本やパネルシアターを通して食事について触れるなど、食育活動をしています。
食育への取り組みとして、
○お腹のすくリズムの持てる子
○食べ物の好きな物が増える子ども
○一緒に食べたい人がいる子ども
○食事を作り、準備に関わる子ども
○食べ物を話題にする子ども
○家庭との連携 を主に考えています。
個々で好き嫌いもありますが、クッキングをすると苦手な物も「おいしい!!」と食べることが出来たり、調理方法で食べられるようになった子もいます。
そらラッキーでは、ある日の給食の食材を赤・黄・緑、どの栄養素に入るのかみんなで考えていきました。
まずは、赤・黄・緑の表を使ってどの食材がどのグループに属するのか確認していきました。
「赤色のグループには何があるかな?」 ↓
「お肉」「魚」「牛乳」
「黄色のグループには何があるかな?」 ↓
「ごはん」「パン」「さつまいも」「油」
「緑色のグループにはなにがあるかな?」 ↓
「きゅうり」「スイカ」「人参」「ピーマン」
園の職員手作りの絵を見ながら、答えていました。
子どもたちが楽しんで出来るように、絵を隠してクイズ形式で聞いてみました。
3色の札を使い、自分で考えながらあげていました。正解すると「やったーー!」と大喜びでした。
その後は、この日の献立
『魚の五目あんかけ・かぼちゃの甘煮』で
色分けをしました。
数人ずつ食材を色別に置きました。友だちと「こっちかな?」「ここだよね!」と話をしながら考えていました。
もやしと肉を黄色においていた子どもたち。あとで周りの子の声で正しい場所にもどしていましたが、「どうして黄色だと思ったの?」と聞くと、「黄色に何も置いてなかったから黄色かと思った。」と言っていました。園の給食が3色の栄養素があり、バランスが整っていることに気づいていました。
そのあと、いろんな麺類についても考えていきました。園長先生が5種類の麺を用意してくれたので、子どもたちに聞いてみました。冷や麦は馴染みがなかったので難しそうでしたが、他のものはよく分かっていました。子どもたちと『「麺の細い順」にな並べてみてね。』と声を掛けました。みんなで話しながら一生懸命考えていました。
いろんな麺類を一気に見ることはないので、子どもたちにもいい経験になりました。
給食では、今日3色に分けたことを思い出しながら食べていました。
これからも子どもたちと色んな食材に触れ、栄養を知りながら成長できるように取り組んでいきたいと思います。