menu

きゅうり おいしい!にじぐみレッド(3歳児)

大津野こども園では、2歳児以上のクラスが毎月1回クッキングをしています。にじぐみ(3歳児)では、5月から、保育者と一緒に包丁を使って食材を切ることに挑戦しています。6月はこども園の畑に実ったきゅうりを収穫して、『スティックきゅうり』を作りました。

 

<ねらい>

・保育者と一緒に包丁を安全に使おうとする。

・きゅうりへの関心を深める。

・旬のおいしさを味わい、保育者や友だちと楽しく食べる。

 

DSC04163

クッキングの前日、動画を見ながら包丁の正しい使い方を確認しました。『包丁は便利だけど使い方を間違えると危ない物。大人と一緒に、大人の言うことをよく聞いて使う。』という約束をしています。

DSC04174

『やさいのおなか』という絵本を見ると、「きゅうり、出てくるかな?」「きゅうりのおなか(切り口)って、どんなだろう?」と期待も膨らみました。

DSC04298
DSC04299

そして、クッキング当日の朝、こども園の畑にきゅうりの収穫に行きました。「きゅうり、どこにあるかな?」「あったあった!」「大きい!」「小さい、赤ちゃんのきゅうりもある!」と発見を喜んでいました。

DSC04301
DSC04309
DSC04317

とれたての新鮮なきゅうりを使って、クッキングスタート!きゅうりってよく見ると、1本ずつ微妙に形が違います。「○○くんのとったきゅうりはどれかな?」「これ!」「そうだよね、先っぽが曲がってたよね。」とよく覚えていました。自分で収穫したきゅうりには愛着がわいています。

DSC04320
DSC04332
DSC04322
DSC04339

手を石鹸でしっかり洗って消毒もして、1人ずつ保育者と一緒にきゅうりを切っていきました。包丁を使いだしてまだ2回目なので、保育者が手を添えながら持ち方、切り方、まな板への置き方を丁寧に伝えています。みんな、包丁を使うときは少し緊張した顔で、しゃべることも忘れて真剣です。また1つ、新しいことができるようになったことを喜んでいます。

DSC04323
DSC04328

きゅうりを切る順番を待つ間に、きゅうりをじっくり観察しました。「緑のところと、白のところと、黄緑色のところがある!」「なんかチクチクするね。」「とげとげがついてるみたい。」「きゅうりの匂いがする…。」など、それぞれに感じたことを自分なりの言葉で伝えていました。たくさんの発見をして、きゅうりへの親しみがわいた様子です。

DSC04347
DSC04348
DSC04354

みんなで切ったきゅうりは、塩茹でにして食べました。火も包丁と一緒で、便利だけど使い方を間違えると危ないものであることを知らせ、安全に十分気を付けながら順番に鍋のそばまで来て茹でている様子を見ました。多くの子が言っていたのが「(鍋のそばは)熱いね。」ということ。これは火のそばに来てこそ気づける経験で、『火に近づきすぎると危ない』ということを肌で感じています。ここまでくると、もう「先生、おなかすいた。」「早く食べたい。」と待ちきれない様子です。

DSC04365
DSC04361
DSC04373

みんなで「いただきます。」をして食べました。「カリカリ音がする!」「きゅうり、おいしい!」「もう全部食べちゃった。」と、喜んで食べる姿がたくさん見られました。普段野菜が苦手な子も、自分で切ったきゅうりと思うとうれしくて、自分から口に運んで食べていました。これがクッキング(食事作りにかかわること)の良いところです。暑い夏は、きゅうりなどの夏野菜を食べることで元気にすごせることも話していきました。

 

これからもクッキングを通して様々な食材に触れながら、食べたいものが増えるように取り組んでいきます。

関連記事

ピックアップ記事

2023.3.20

4月アップルクラブ予定表

4月 アップルクラブについて ☆一家庭の利用は、月7回以内でお願いします。 ☆一組(兄弟・姉妹でも)につき保護者の方、一名のみでお願…

おすすめ記事

ページ上部へ戻る