小麦粉粘土をしたよ✿はなぐみ(1歳児)
暑い日差しが減り、少しずつ肌寒くなってきましたね。
2021年10月7日に、はなぐみで「小麦粉粘土あそび」をしました。
園では、粘土で遊んだことがなかったので、感触や匂いを感じたり
引っ張る、ちぎる、くっつける、両手でこねる、指先でつつく
など沢山の学びをしながら指先を使ってあそぶことができました。
粘土は「バナナ」や「ヘビ」などに見立ててあそぶこともでき、子どもたちの想像力も広げることが出来る素敵なあそびです。
粘土あそびをする前に絵本「おおきな たまご」を読みました。
子どもたちが丸めた粘土を「ちぎる」経験ができるように「卵をパカ!できるかな?」と声をかけました。
「うわ~!」と、大げさなほど喜んでくれる子もいれば、手が汚れるのが苦手でなかなか触れない子もいました。
「触ってみたら気持ちがいいよ。」
「ツンツンってしてみる?」
と声をかけ、興味が向くと人差し指でツンツン。としていました
でも...やっぱりちぎる事はしたくない!
触ることに躊躇をしている子には、保育者が近くで粘土を触ったりつついたりしました。
少しでも粘土に興味が持てるように、ストローやスプーンを渡しました。物でつつくことは、楽しかったようで、「ツンツン!」「トントン!」と物を通して関わりを持つ事が出来ました。
子どもたちと一緒に遊んでみると、粘土をちぎるってこんなに指先を使うのか!と保育者も驚きました。
小さくちぎって「みて~!」と嬉しそうにしたり、人差し指でギュッと粘土に押し付けたりしていました。
両手を使ってこねたり、ヘビを作る子もいました。
20分程みんなであそび込み、外遊びに行きたい子は帽子をかぶり、外へとあそびに行きました。
「まだしたい!」
という子には、「いいよ。」と伝えていました。外には行かず、夢中で粘土遊びをしていました。
友だち同士でボールを作って転がしたり、「へびだぞ~!」と見せたりしていました。
笑い合いながらとても楽しそうにしていました。
余りにも楽しそうにしていた子どもたち。
「先生もしてみたいな~。」
と声を出すと
「いいよ!」と、くれました。
貰えた少なさに笑ってしまいましたが
きっとそれだけ楽しかったってことなんでしょうね。
なんと気づけば1時間経過・・・。
好きなこと、楽しいことへの集中力は凄まじいですね。
これからも自分の好きな事、楽しいことをたくさん見つけていってほしいです。
子どもたちが楽しんでいた小麦粉粘土は、家庭にある材料だけで作ることが出来ます。
必要なものは小麦粉と水だけです。
小麦粉に少しずつ水を入れてこねると、粘土を作ることが出来ます。
園では、小麦粉と水だけでしたのですが、塩を入れることによって、日持ちがしたり、油を入れることによって、より柔らかく粘土を作ることが出来ます。
水に食紅を溶かしてから小麦粉を混ぜると、色つきの粘土を作れます。
簡単に作れて夢中になって遊べる小麦粉粘土。
是非お家でも作って、子どもと一緒に楽しんでみてください。