☆旬の食べ物美味しいな☆ほしぐみ(4歳児)

大津野こども園の畑には、野菜、果物、花など育てていて季節を感じることができます。今は、スナップエンドウ、キヌサヤエンドウ、イチゴ、玉ネギの収穫をしたり、パンジー、デイジーなどの花がたくさん咲いているので匂ったり観察したりしています。ダンゴムシなどの虫も畑にはいて虫探しも楽しんでいます。
<スナップエンドウ・キヌサヤエンドウ>



「あった。」
「大きいのを見つけたよ。」
「「ここを切るんだよね。」
など言いながら夢中でえんどうを探して収穫をしていました。みんなで一度に行くのは難しいので少人数ずつ畑に行っています。




<イチゴ>






イチゴを探しているとイチゴのあまーい匂いがします。
「わぁ、いい匂いがしてきた。」「これ大きいよ!」「食べたいね。」「洗って食べなきゃだめだよ。」「あっ、虫が食べてる。」「虫さんも食べたかったのかな。」「おいしかったのかな。」といろいろな発見をしながら、話が止まらず収穫をしていました。イチゴの歌をクラスで歌っているので歌を歌っている子もいました。まだ緑色の(熟れていない)イチゴには「早く赤色になぁれ!」と声を掛けていてかわいかったです。たくさんのイチゴを収穫して大満足♡の表情です^^
<玉ネギ>




畑に行く前に、ホワイトボードに玉ネギがどんな風になっているか?どこを持って抜いたらいいかなどを事前に話してから行きました。玉ネギは、「あそこにあった!」とすぐ見つけていました。いざ抜くとなると「どこを持ったらいい?」と実際に抜くとなったら困っている子もいました。「ここを持つんだよ。」と知らせて引っ張ると、力を入れすぎて抜けた拍子にしりもちをついてしまう子もいました。根元ではなく先を引っ張てネギの部分がちぎれてしまって再挑戦している子もいました。これもいい経験です。玉ネギが抜けると「見て~。」「とれたよ。」と嬉しそうに見せてくれました。
<収穫後は・・・>

「見てみて~。」「イチゴだよ!」
「見てもいいよ。」「おいしそうでしょ?」
「洗わないと食べらたいけないんだよ。」
と優しくつきぐみ(2歳児)に教えてあげていました。


調理室に持って行って「とってきました。お願いします!」収穫した子どもたちが持って行きます。「おいしくするから楽しみにしててね。」と声を掛けてもらって、給食の時間とおやつの時間がさらに楽しみになっています。
<給食・おやつの時間>

給食の時間には、スナップエンドウ・キヌサヤエンドウが出ます。茹でるだけでなく、「カレー炒め」や「ソース炒め」とレパートリーも豊かです♡カレー炒めはほんのりカレー味で食欲をそそられる味でした。ソース炒めには、お肉も入っていて大喜びで食べました。苦手な子もいますが、自分たちで収穫したので少し食べてみようという気持ちになり、食べてみると「おいしい!」になり、「おかわり欲しい。」という子もいます。




おやつの時間には、イチゴが出ます。「やったー!」「おいしい。」「甘い!」「おいしくてほっぺたがおちちゃいそうだね。」と大喜びで食べています。
<保護者の方からの感想を紹介します>
収穫や食べている様子や写真などを保護者に伝えると、
「イチゴが好きなので収穫をして食べることができて良かったです。」
「苦手なエンドウを美味しいと言って食べたと聞いてびっくりしました。」
「夢中で収穫している姿が見れて嬉しかったです。」
「収穫を楽しんでいるので、家でミニトマトを育ててみようと思います。」
「夏野菜を育てているので、子どもと一緒に収穫を楽しみたいと思います。」など保護者の方からも感想などいただきました。園での活動から家での経験につながっていることに嬉しく思いました。
自分で収穫することで、喜びや楽しさ、嬉しさを実感して、食や食材に興味関心につながっています。
形や色、におい、どんな風になっているのか、イチゴは、緑色がだんだんと赤色になっていく変化を見たり、ちいさいエンドウが大きくなっていたり、いろいろな経験ができました。
畑には、ジャガイモ、トウモロコシ、トマト、ピーマン、ナスビ、カボチャ、スイカなどがすくすく育っています。大きくなっていく姿を観察しながら収穫を楽しみにしていきたいです。