続、野菜が大きくなりました。5歳児 そらぐみ
天気もよく、エンドウ豆の収穫に張り切って出かけました。子どもたちの背丈より高く伸びたエンドウ豆のつるは、先日の雨と風とで少し倒れ気味になっていました。しかし、子どもたちにとってはとても収穫しやすい高さとなっています。子どもたちは、初めは上から見たので「小さいのがあるよ。」と言っていましたが、だんだん下の方に眼をやると大きなエンドウが一杯あることに気付きました。茎を持ちさやの根元をはさみで切るように話して切って見せると「わかったよ。」「大丈夫、うまく切れるよ。」「大きいエンドウがあるね。」「ここにもあるよ。」と喜こび、次から次へとし収穫していきました。
「ここにもあったよ。」「エンドウ豆がいっぱいだ。」「すごいね。」「いっぱいあるね。」「大きいエンドウ豆がすごいね。」「いっぱい摘むんよね。」「小さいエンドウ豆をとっちゃったよ。」と思いを口々に言いながら楽しく収穫をしました。
「ほら、大きいエンドウ豆は、ぷくぷく(まんまるいこと)だよ。」「本当、ぷくぷくだね。」「みんな、ぷくぷくのエンドウ豆をとったね。」「そうよね。」と見せ合いました。エンドウを使った料理を聞くと「豆ご飯!」「エンドウを炊いた物。」と教えてくれました。子どもたちは、自分で収穫した野菜には一段と愛着を感じたようです。
収穫した、エンドウ豆はみんなで豆むぎをしました。中の豆を出すように話すと、「どうしたらいいかな?」「豆がでてこないよ。」「なんか、かたいよ。」・・と言いながら困っている友だちに豆むぎの得意な子どもたちが「ここに爪をたてるといいよ。」「力を入れてねじると豆が出てくるよ。」「ここを引っ張ればとれるよ。(スジのこと)」と自分の経験から教え合う姿が見られました。
子どもたちは、畑の野菜を見たり、触ったり、収穫することにより新しい発見や、知識を身につけています。また、それらの野菜をクッキングで使用したり、給食室で調理してもらい食べることにより自分たちが関わった野菜なのでよりおいしく感じるようです。むいだエンドウ豆は給食室で「豆ご飯」になる予定です。子どもたちも楽しみにしています。