やったぁ~固まったよ!にじブルー3歳児
「フルーツ寒天」をクッキングしました。
今回のクッキングのねらいは、
・寒天の特性を知る(すぐ固まる・何からできているのか)
・旬のフルーツを知り、形や色・切り口の断面を観察する
・フルーツをカップに入れるのを楽しむです。
フルーツは、今旬の「もも」「ぶどう」「なし」を入れました。
クッキングの前に寒天の原材料・フルーツの木や花を知ったり、
作り方の手順をイラストや写真で見てからクッキングを始めました。
なしを切っている所を見ました。
2個使ったので、1個は、丸のまま皮をむいて、もう1個は、4等分に切って断面を見たりして、色々な切り方があることを知りました。
切り終え、なしを味見しました^^クッキングのお楽しみの一つです。
ぶどうは皮をむいて、ももはカット済のものを使用したので実物のももを観察しました。フルーツの下ごしらえが終わると、“寒天液”を作っていきました。鍋にリンゴジュース・砂糖・水・寒天パウダーを入れ煮溶かします。その間に子どもたちは、カップにフルーツを入れていきました。
ぶどうの数を数えながら入れたり、フルーツを落とさないようにカップを近づけるなど、子どもたちなりに考えながら入れていました。クッキングをしながらの学びですね。
「できあがったかな?」とカップをさかさまにしてみると、子どもたちは「あっ!こぼれる!」とびっくりしていましたが、固まっているのでさかさまにしても落ちません。ゼリーが固まったことを知ると、子どもたちから「やったー。」「できた。」と拍手がわきました^^
無事出来上がり、給食後に食べました。
給食を食べると、にこにこしながらフルーツ寒天をとりに行っていました。「おいしい。」「固まってるね。」「クッキング楽しかった。」と今回も大満足のクッキングでした★
寒天は、ゼラチンと違って常温でも固まるので、目に見えて固まっていく様子が分かるので、子どもたちにとってクッキングには、とてもいい食材です。食物繊維も豊富なので、便秘解消にもなります。園のおやつにも、野菜ジュースやカルピスなどを使ってゼリーが出ます。子どもたちには人気のおやつです。
今回のクッキングでは、子どもたちに人気の寒天ゼリーの寒天について原材料を知ったり、すぐ固まるのを実際に見ることで寒天のことを知ることが出来ました。旬のフルーツの名前を知ったり、どんなふうに実がなるのか、花を見たり(写真・イラスト)木を見たりすることで、興味関心が増したように思います。また、なしを切っているのを見て、断面・におい・味などを知り、「たねがある。」「皮って長いね。」「白色だ。」「おいしい。」など子どもなりに感じたことを話していました。見て感じたことが知識となっていろいろなことにつながっていくと思います。カップにフルーツを入れながら、どのフルーツから入れようかな。落とさないように気を付けて入れよう、ぶどうは2個入れようなど、考えながら楽しんで入れることが出来ました。自分で入れて出来あがったゼリーの味は格別だったと思います。
次回は、「きのこスパゲッティー」を作る予定です。