こんなに上手に描けるよ!
ほしぐみ(4歳児)の製作活動を紹介します。
一年を通して、いろいろな製作活動をしていきました。今回は、年度末ということもあったので、ほしぐみの友だちとの思い出や仲の良い友だちの似顔絵を描きました!
ほしぐみになって友だちとの関わりがより深まり、「あの子とブロックで遊びたい」という気持ちがより強くなったり、「こうしたらもっと楽しくなる!」という自分の気持ちを相手に提案して遊んだりする姿も見られるようになってきました。
1人よりも2人、3人、4人と数人の集団で遊ぶ姿が多くなり、その楽しそうな姿が子どもたちの絵にもよく表れていました。
描いていると「ほしぐみだからオレンジ帽子もかかなくちゃ!」、「帽子のここ(つば)ってどうやって描こう?」、「仲良しの友だちと外で遊んでるところを描こう!」、「砂遊びもした!」とそれぞれ考えながら、イメージを広げて描くことができていました。
文字が書ける子は、保育者に教えてもらいながら、自分や友だちの名前を書くことにも集中していました!
今まで、小さな頃にしていたなぐり書きから始まり、徐々に形をとらえて描くことができるようになり、色分けもして「描く」ということを楽しんできた子どもたちです!
それが現在につながり4月当初は、顔を描くと丸を描いた中に、目・鼻・口だけ描いて完成という子も多かったですが、今では、髪の毛の長さ・体や手足、顔の表情にも視点を向けて細かい部分まで描けるようになりました。
それもまた成長のひとつですね!
人物だけではなく、花や木、空模様などの自然物にも想像を膨らませて自由に表現をするようにもなってきました!そんな姿に、豊かな感性をもつことができているなと感心しました!
花には、茎があって葉っぱが生えて、花びらが開きます。そんな当たり前のことですが子どもたちは経験の中でたくさんのことを学んでいきます。
周りの友だちに「上手だね!」と声をかけてあげたり、「僕を描いてくれたの?♡」と少し照れたり・・・そんな微笑ましい姿もありました♪
「何を描いたの?」と聞いてもらったり、他者に褒めてもらったりすることは、認めてもらうことや共感してもらえることへの喜びにつながります。
また、子どもたちの「できたよ!」という声にはどんなところがいいか具体的に返事をする事を大切にしています。
それは、満足感や達成感を感じ、自信となります。おうちでもそんな声かけをしてあげてほしいなと思います!
ほしぐみでの生活はあと少しですが、これからも色々なことを体験して、成長していってほしいです。