体を動かすことが大好き!
先日の運動会では多くの方に来ていただき、ありがとうございました。いつもとは違う雰囲気に子どもたちの中で少し戸惑いも見られましたが、お父さんやお母さんに見守られ、安心して運動会に参加できた子が多くいました。お子さんとしっかりふれあい、楽しめたのではないかと思います。
普段の運動遊びの様子を紹介します♪
ねらい;保育者や友だちと一緒に体を動かしてあそぶことを楽しむ。
日々の保育の中での運動遊びが運動会につながっています。運動会のために特別な練習をするのではなく、子どもたちの発達に即した援助をしていく中で、様々な身体の動きを身につけ、できるようになったことを披露する場となったのではないかと思います。
戸外遊びや散歩など普段の保育の中で体力が身につき、自ら「やってみよう!」と様々なことに挑戦する姿が見られるようになりました。「楽しかった!」と子どもたちが達成感を味わうことができるような保育をしていきたいです。
山のマットやジャンピングマットなどの素材は子どもたちにとって、不思議な感触です。触って確かめたり、上に乗ってみたりと様々な反応です。保育者や友だちがハイハイやジャンプをしている姿を見て、まねをしてするようになります。こうした動きが自然と筋力をつけ、安定した歩行になり、転倒をしても手がつきやすいので安全対策にもなります。
シーソーでは、まだ一人では安定が取れない子には後ろから保育者が支えています。「手をギュッしようね。」と一緒に持ち手を握ったり、上下に揺らしたりします。「ギッコンバッコン~♪」と声をかけると自然と上下に揺れながら上手にバランスを取り楽しんでいます。月齢の差はあっても楽しめる遊具です。
鉄棒では、しっかりと握り、足をあげることができるようになってきました。“腕の力は負けないぞ”と言わんばかりにみんなに人気の運動あそびです。つかむ場所が分かり、中々手が届かない子でも必死に手を伸ばしています。できるだけ見守りながらも、手が届きにくい子はさりげなく支えるようにしています。
トンネルでは、中をくぐるだけでなく、子どもたちが自分たちで工夫しながら楽しんでいます。「のぞいてみたら何が見えるだろう?」と考えてみたり、「誰が入っているだろう?」と疑問に思いのぞいたりという姿が見られるようになってきました。友だちの存在を意識するようになり、こうしたトンネル一つでも、子どもたちなりに考え、「いないいないばあ!」と繰り返し楽しむ遊びへと発展しています。
「見る」「触る」「感じる」「考える」といった感性が自然と身につくように、今後も運動遊びや戸外遊びに取り組んでいきたいと思います。