ほしぐみ(4歳児)月刊絵本で季節を感じよう!
〇ねらい〇
・思ったことや、気づいたことなどを言葉で表現する。
・季節の事象や旬の野菜について興味を持つ。
・生活の中のルールやマナーを知り、守ろうとする。
毎月子どもたちが楽しみにしている月刊絵本を見ました。
今月号の表紙は、9月の郵便局製作でもしたお月見がテーマでした。
いろんな動物が描いてあり、製作で作った動物(うさぎ、たぬき、きつね、りす)
はどこにいるのか探して楽しみました。
発表する時には、手を挙げて発表をすることが習慣づいてきました。
<どんな形の雲があるかな?>
季節が夏から秋に変わっていくにつれて、空の様子も変化
していくことを知りました。
いろんな雲の形を見て、何に見えるかみんなで考えてみました。
よく知っている「さかな」や「くじら」、「ことり」と答えていました。
どんどん想像力を膨らませて「ちょうちんあんこう」や「ユニコーン」と
答える子もいました。
発表する子はみんなの前に立って、雲を指さしながら「ここがユニ
コーンの角に見えます。」
と説明することも上手でした。
<おにぎりができるまで>
毎回子どもたちが楽しみにしているシール貼りは「おにぎり」でした。
写真を見ながらお米ができるまでを知りました。
春に苗を植えて少しずつ成長していき、
穂ができて色づき、収穫までの流れを見ました。シール貼りでは、
いろんな生き物一人ひとりにおにぎりを手に持たせてあげるという内容でした。
何人いるのか、おにぎりは何個あるのか数を数えたり、生き物の大きさに
応じておにぎりの大きさを考えて貼ったりしました。
<自分の身を守るために!>
避難訓練のページでは、地震や火事の時に逃げる時の約束事
「お・は・し・も」について確認しました。
毎月の園での避難訓練が身についていて
「押さない」「走らない」「しゃべらない」「戻らない」を、
積極的に手を挙げてイキイキと発表する姿が見られました。
日頃の訓練の経験が生きて、
なぜしてはいけないのか理由もしっかり説明することができました。
<じっくり読んでみよう!>
一通り見たら、自分の月刊絵本を受け取って読みました。
名前を呼ばれたら元気よく返事をして受け取ります。相手の目を見て
「ありがとう」と言えるようになってきて、嬉しく思います。
じっくり読みこむ子や、友だちと表紙や雲のページを見てクイズを出し合う子、
いろんな楽しみ方をしていました。
保育者の真似をして、避難訓練の「おはしも」
のクイズのやり取りを友だちとしています。
後ろのページの迷路も、子どもたちが楽しみに
している内容のひとつです。
読み終わって感想を聞いてみると、雲のページが印象的だったようで、
「外に出て雲を見ながら何に見えるかクイズ大会をしたい!」と言っていました。
そこで、みんなで戸外に出て、空を見上げて雲の観察をしました。
「ティラノサウルスみたい!」
「こっちはトリケラトプスかな?」
「ウサギ雲と大きい鳥の雲がつながった!」
「フォークみたいな雲だ!私はカブトムシに見えるな~!」
と、大盛り上がりでしたよ。